メイシーズ百貨店初の海外店舗がアブダビに進出
トップデパートのBloomingdale’sが4年前にドバイに開設した初の海外出店の実績が際立っていることを受け、親会社の米メイシーズ百貨店グループは、同名の旗艦ブランドであるメイシーズ百貨(Macy’s)の海外初店を中東に出店することを決めた。
メイシーズ百貨店はアブダビ・Al Maryah島の「地域型スーパーショッピングセンター」Al Maryah Centralに4階建て、面積1万9000平方メートルの大型百貨店を建設する計画だ。Bloomingdale’sも同時にAl Maryah Centralに進出し、中東2店目を設立する。同店の面積は2万13万平方メートル。Al Maryah Centralの2店はBloomingdale’sドバイ店の代理店であり、中東最大の高級品小売業者であるAl Taier Group LLCが経営を担当し、2018年にオープンする予定だ。
メッシグループ会長兼最高経営責任者のTerry Lundgren氏は、グループの将来の拡張計画はアブダビで成功するかどうかにかかっているが、グループは自信を持っていると述べた。Bloomingdale’sドバイ店は、同チェーンの百貨店収入が最も高い5店舗の1つになっているという。
同時に、メッシグループは中国市場への進出にも意欲を示しており、Terry Lundgrenはメッシ百貨店やグループが所有するINC、Charter Club、Alfani、Material Girl、American Ragなどのファッションブランドを中国に持ち込もうとしてきた。ぜいたく品や小売業界のアナリストは、メッシ氏がデパート軒再び電子商取引の形で中国市場に進出する可能性がある。主な原因は、すでに中国で運営されている仏様百貨店やカヴァーなどが不調で、メッシ百貨は中国市場や第三者との協力に傾いていることだ。現在、梅西百貨店とBloomingdale’sの2つのブランドは合わせて約840店あり、他にmacysとbloomingdalesの2つの電子商取引サイトがある。
2014年に入り、メッシ百貨店が見劣りしていることも、拡張を加速させる重要な原因だ。今年上半期の梅西百貨店の同店の販売率は0.8%増加したという。含めるサードパーティの代理店事業を含めた同店の売上高も1.5%の伸びにとどまった。同期、その収入はわずか0.7%増加し、前年同期の124.53億ドルから125.46億ドルに増加した。このため、メイシーズ百貨店は年間の同店売上高の伸び予想を下方修正し、これまでの2.5%~ 3.0%から1.5%~ 2.0%に引き下げた。
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